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高専生は自由です。
それは学校の校則がないに等しいから。
そして、受験のない学校だから。
現在全国の高専では平均して約半数の学生が就職せず進学するのですが、それでも高専は受験をする為の学校ではないので、一般的な高校生と比較すると自由な時間が多く、やりたい事に挑戦できる環境にあります。
オスカーは小6の夏休みにオトンと伯父、従兄と富士登頂に挑戦しました。
従兄はその時、中2でした。
これが一緒行ける最後のチャンス!
そんな思いで計画し、無事に全員登頂に成功しました。
それから間もなくコロナ禍となり・・・月日は過ぎてオスカーは受験生。
高専に入学でき、ようやく自由な時間を手に入れました。
富士登頂を達成し、次に挑戦したかった事
それは
「六甲全山縦走」
兵庫県の六甲全山を1日で歩く大会です。
早朝から夜にかけて、自然に親しみ、全国から集まった仲間と交流を深め、体力の限界に挑戦する行事。
六甲全山縦走コースは、西は神戸市須磨区から、東は宝塚市まで、六甲山系の尾根伝いにのびるハイキングコースです。
(めっちゃ爽やかに紹介されていた)
コースの距離は公称56km、最も高い山は六甲山で、山頂の高さは931.3m 。
累積標高は2800mらしい。
5:00スタートで22:00までにゴール。
各ポイントで制限時間あり。
そんな大会に1人7kgのリュックと共に挑戦です。
この赤線を制覇すれば縦走達成です。
8月からコツコツと2時間程歩く練習を重ね
行動食、飲料水、着替え、防寒等をルンルンで準備して挑んだオトンとオスカー!
コース前半は200m~500m級の山を登ったり降りたり。
横尾山312m→妙法寺50m→高取山320m→丸山市街地100m→菊水山459m→天吊橋251m→鍋蓋山487m→市ヶ原250mと激しいアップダウン。
この、縦走コースの登りを全部足すと約3000m、これは富士山を5合目から登った場合の約2倍になるとか。
いやークレイジー過ぎて笑えます。
ハイキングコースとは思えないハードな道のり。
今回の大会の主催は神戸市だったので、ボランティアの方を含めたくさんの方々がフォローしてくれていたそう。
そんな中、カオナシも応援に駆けつけてくれていたそう(笑)
当日は生憎、急激に寒くなった日。
そして小雨もパラつき決して良いコンディションではなかったけれどワクワク、ウキウキのオトンとオスカー。
でも次第に・・・そのハードさにオトンとオスカーは何度も心を折られ、それでも1歩1歩と前進して行きました。
何度もアップダウンを繰り返した後、最大の正念場と言われる麻耶山(まやさん)702mへ突入、この山が縦走で1番の難所。
麻耶山はどこから登ってもしんどい山と言われる程きつく、それを既に9時間以上歩いた後に登ることになります。
体力の限界を感じていた時、とうとう赤鬼と呼ばれる足切りさんに追いつかれた2人。
赤鬼さんと同じスピードで次のチェックポイントまで辿り着けれはOKなのですが、ボランティアの方が「後1時間と少し摩耶山を登り下山するか、今なら少し歩けばロープウェイで下山できますよ!」と悪魔の囁き(笑)
2人はそんな悪魔の囁きに打ち勝つ精神力は残っておらず、まんまとロープウェイに乗り込んたようですゞ(≧ε≦*) 爆笑
最難関の摩耶山を断念し、全山縦走を諦めたオトンとオスカーにこれ以上ない程の辱めは、ロープウェイを利用する為に絶対に通らなくてはならない難所!
「布引ハーブ園」
そこは神戸観光には欠かせないオシャレな場所。
クリスマス前もあってキラキラと輝かしいライトアップに素敵カップル達がオシャレデートをしている場所ℭ.⸜(⠀ ᐢ ᵕ ᐢ )⸝⸜( ᐢ ᵕ ᐢ )⸝𝒰ᵗ♛︎⡱
そんな場所を1日中歩き、疲れ果てボロボロになった2人。
場違いにも程がある(*´艸`)フフフッ♡
あの場所へ一緒に行くのはオトンとじゃなくデートで行きたかった꜀( ꜆-ࡇ-)꜆と肩を落とすオスカー(笑)
ヨレヨレにやつれた2人が帰宅し、靴を脱ぐのさえ困難で(笑)
2人とも産まれたての小鹿のような歩き方に大爆笑のオカン。
クレイジー過ぎる挑戦を聞いた時、もちろんオカンも誘われましたが1秒待たずお断りしました🎶
だってさー令和だよ?
道路歩けって言われてもこの道のり歩けないよ?
そんなんするの、江戸時代の人よね?
いや!いや! 脱藩する時以外そんな道、通る事あるかな?
とにもかくにも、オスカーが挑戦してみたかった六甲全山縦走、脱藩(笑)ならずに終了しました。
それでもオトンとの良い思い出になっただろうし、やりたい事に挑戦できたことは、とても幸せだと思う。
何事も、成功とか失敗とか関係なく、挑戦する事が大事!
百聞は一見にしかず。
やらないよりは、失敗してもやった方が素晴らしい!これは幼少期からオスカーに伝え続けてきたこと。
でもね・・・(笑)
本来、頂けるはずの表彰状と盾の代わりにオスカーが手にした物(笑)
片道って文字に哀愁が漂う~(笑)
帰宅後オスカーは開口一番「アレはアカンやつ!アレはアホなやつ!舐めたらアカンやつやった!」と。(安易に挑戦したらダメなもの!って意味)
オトン 「毎日歩く練習したけどな。意味なかった!普通の道とか坂とか歩いてもアカン!やっぱり山道に慣れなアカンかった。」と。
その後、語られた2人の挑戦ストーリーがホンマに笑えて大爆笑し過ぎて喉を痛めたオカンです。
その2日後、オスカーは舌の根も乾かぬ内に「2年後ぐらいにまた・・・行ってもええかな~」と。
いや、いや、「アカンやつ」って言うてたよね?(笑)
喉元過ぎれば熱さを忘れる⁉️(笑)
楽しい思い出になっているようで何よりです。
オトンとオスカーの話を爆笑しながら聞いたけど
情報集め、体力精神力作り、準備、練習、トライ&エラーを繰り返して、学び基礎をつくる。
登山って受験に似てるなぁ~と思ったオカンでした。
それでは、皆さまの今日が佳き日になりますように ꕤ ̖́-
ஐ_,⋆* See you ஐ_,⋆*
ここからは備忘録。
そして、どなたかの参考になれば。
後から教えてもらったこちらのソックス。
足の裏の負担をめっちゃ軽減してくれるらしい!