高専生のオカンのblog

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高校入試は通過点?!その先を見て高校を決める戦略もあるかもしれない。

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12月初旬、甥が大学から合格通知を頂きました。

 

甥が合格した私大は、関西で難関大学と言われる「関関同立」のうちの1校です。

 

「ふぅ~ん。だから?」な感想だと思いますが、自慢したい訳ではなく。

 

 

いや、オカンは、めちゃくちゃ喜んでガッツポーズと共に甥を撫でくりまわしたい気分ではありますが(笑)

 

 

今回の甥の合格は高校入学時からの戦略でした。

 

その戦略を紹介したいと思います。

 

 

 

甥は中学時代、鳴かず飛ばずの成績で高校は偏差値50代前半の県立高校に通いました。

 

 

高校選びは将来の職業が明確であった為、特色のある学科に特色推薦で合格しました。

 

 

地域によって受験システムが違うでしょうが、オカンの住む地域では高校入試は大きく分けると

 

一般入試

 

特色推薦入試

 

推薦入試(普通科における特色のある類型)

 

この3パターンで行われます。

 

高専や工業 農業 商業高校等はまた違う枠となります。)

 

 

甥の選択した特色推薦入試は、各県立高校の中に設けられた学科で定員の100%が学校長の推薦でのみ受験できる推薦です。

 

甥の高校の場合クラスは1クラスで、3年間クラス替えなし。

特化したある1つの分野を深く学びながら普通科と同じカリキュラムをこなす感じでした。

 

なので、普通科より忙しく、研修や卒研レポート等もありました。

 

このような特色のある学科は人気で各県立高校の中でそれぞれの強みとしています。

 

例えば、音楽であったり美術、演劇、体育、科学、理学、理数、英語等があります。

 

 

推薦入試は自己推薦で受験する事ができ、高校内では普通科生徒と同じクラス内に所属するパターンが多いです。

定期的に普通科の授業の1部を特色のある学びに代えるのが特色のある類型の推薦入試です。

 

例えば科学、情報、教育、芸術、スポーツ、看護福祉、国際等多岐に渡り学校独自の学びがあります。

 

 

 

 

 

さて、甥の話に戻しまして。

 

コロナ禍で一斉休校をきっかけに甥はわが家で過ごす時間が多くなり、その流れで高校入試をオカンと二人三脚で乗り越えました。

 

 

そして、引き続き高校3年間、甥はオカンを頼って信じてアドバイス通り勉強してきました。

 

戦略  𓂃◌𓈒𓐍‪‪𓂃 𓈒𓏸◌‬𓈒 𓂂𓏸𓂃◌𓈒𓐍‪ 𓈒𓏸‪‪𓂃 𓈒𓏸◌‬

高校は同じような学力の集団。

勉強すればトップを取れる、トップを取れ。

 

経験値を上げる為に様々な機会を見逃さず、主体的に学び経験しろ。

 

やりたい事をひとつ足りとも諦めるな。

 

青春を満喫せよ。

 

𓂃◌𓈒𓐍‪‪𓂃 𓈒𓏸◌‬𓈒 𓂂𓏸𓂃◌𓈒𓐍‪ 𓈒𓏸‪‪𓂃 𓈒𓏸◌‬

めちゃくちゃ当たり前の事であり、戦略と言うよりも全ての親の理想ですね。

 

 

でも、オカンは思うのです。

自分の目指す所があるか、ないかで時間の使い方は変わると。

 

 

そして、最初が肝心であり、それを維持するモチベーションも大事。

 

 

進むべき道が見える事こそが戦略になるのかなと。

 

 

 

甥の場合、高校入学時は就職を考えてました。

 

 

高校で学んでいく中で、就職する前に取得したい資格ができて、就職ではなく専門学校に行きたいと思うように・・・。

 

 

そして専門学校の詳細を調べる中で、将来の職業のその先の夢がより明確に具体的になり大学進学を希望。

 

 

こんな風に世の中を知って行くと、自ずと未来の自分が見えてきて、逆算できるようになりました。

 

 

就職や進学、どの道を選ぼうとも成績が良くて損する事などない。

むしろ、得しかない。

 

 

これがトップを取れと言ったオカンの戦略と言う名の希望です。

 

 

 

クドいけど、もう1度言います甥は偏差値50台前半の高校から関関同立希望学部の指定校推薦枠(限定1枠)を勝ち取りました。

 

 

高校在学中、1度も塾や予備校、へ行ってません。

 

 

通信教育的なものやスタサプもやってません。

 

 

サッカー⚽部で毎日汗を流しキャプテンも務めました。

 

 

試合のない休日は趣味のサーフィンを季節を問わず楽しみ、父親と波を求めて大移動しジュニア大会出場権もゲットしました。

 

 

とにかく毎日、忙しく時間のない中でも、スキマ時間を利用して教科書やワーク、白チャート等の市販教材を完璧にし、分からない問題はYouTube動画やネット検索、学校の先生に質問する事で定期テストに臨み3年間を通してトップ争いに参加できる位置をキープできました。

 

 

そして関西の難関私大の希望学部の合格を手にいれました。

 

 

関東の難関私大と比較すると関関同立のレベルは落ちるものの、関西では国公立大学の滑り止めであったり、地元私大を選択した偏差値70オーバーの高校生も受験する大学です。

 

 

ということは、そんなトップ高校の子達と同じ最終地点に立てるわけです。

 

 

しかも、トップ高校の子達は激しいトップ争いの中、猛勉強し塾や予備校にも行き、少なくとも偏差値50代前半の高校とは勉強レベルが違ったであろうと想像します。

 

 

でも、最終的には同じ大学。

 

 

そう考えると甥の大学受験は全てにおいてコスパが良いなぁとオカンは思ったのです。

 

 

もちろんトップ高校の子達が得た知識や学びは彼らの財産となりますが、そうじゃない甥が得た経験や時間もまた財産です。

 

 

どちらが良いか?なんて人それぞれの価値感。

 

 

結局、親が子に求めるものや願いは、トップ校に籍を置くことでなく大きな苦労をせずに将来、己の力で生きて行く=稼げる力を手に入れて欲しい!なんじゃないかな?

 

 

究極の選択ですが、東大卒のニートと中卒の高納税者どちらの人生を子に歩んでもらいたいか?

 

 

高校はただの通過点、どの高校を選んでも、その先を見据えて努力する者は凄いし強い!

 

 

偏差値のより高い高校が正義ではなく、その高校で何を学び未来に繋げられるのか?

そこをじっくり考え行動した者の終着駅は同じなのかも知れない。

 

 

甥の大学受験を通してオカンが思ったことを書いてみました。

 

 

 

それでは、皆さまの今日が佳き日になりますように ꕤ ̖́-                         

             ஐ‬_,⋆* See you ஐ‬_,⋆*

 

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