秋の高専入試説明会は宝の山!遠方でも宿泊してでも参加し隊!
今回は秋にある高専の入試説明会について、書いてみます。
オカンの住む地域の高専入試は県立高校に比べ1ヶ月程早い日程になっています。
正確には、国立高専の入試日程は全国で同じ日に同じ問題で同時間に行われます。
なので公立高校入試日程が遅い地域では11月頃にある「入試説明会」はピンとこないと感じるかも知れません。
ですが、この入試説明会は高専志望の子には、余程の事情がない限り参加した方が良いお宝情報満載の説明会でした。
事前にHPから予約して参加でしたので、志望高専のHPを定期的に確認しておいた方が良いかもです。
その頃になると、学生募集要項も公開されており、HPからダウンロードできます。
予め募集要項に軽く目を通しておくと、この説明会の内容もストンと入ってきますし、質問もできます。
入試説明会は
①入試説明 入試概況の公開
②個別相談(要予約)
配布資料は
・取扱注意のスライド資料
( 非公開情報)
・その年度の学生募集要項(抜粋)
・前年度の入試出願と合格状況の詳細
・学校案内、別冊 を頂きました。
お察しの通りHPでは公開されていない、この説明会に参加された人のみが得れる情報を教えてくれました!
例えば
・出身地域別学生数
・web出願の仕方の詳細
(国立高専はWeb出願です)
・願書受け付けから入学までの流れ
・学力選抜(一般入試)の最寄り地等受験制度の説明
※出願高専の会場以外にも国立高専が実施する試験会場で受験できる制度
・推薦選抜(推薦入試)の合格基準の計算方法や面接対策、評価のポイント、気を付けるポイント。
そして過去の合否目安の内申点や近年の推薦を受ける生徒の平均内申点
・学力選抜の内申点の計算方法
・回し合格時の時に採用される点数の計算方法
・学力選抜の合格者最低点数
・入試過去問の進め方のアドバイス
・学力選抜の過去の合否の目安
通知表合計〇点で合格の可能性〇%などかなり具体的に知る事ができます。
その他にも前年度の入試出願・合格状況の学科別の人数や地域別の志願者と合格者を知る事ができる資料を頂きました。
学科別の資料はHPで公開されていますが、地域別の資料はお宝情報でした。
詳細に書かれており、どの地域(近隣の場合は学区も)から何名受験し何名合格したか。
が一目瞭然です。
この資料を基に私は志願者数から合格者パーセンテージを計算しました。
それで分かる事は、どの地域(他府県)・学区(近隣)で推薦合格率が高いのか?
また、一般入試合格率が高いのか?
が見えてきます。
そうすると、およそですが他地域や他学区の学力レベルや内申の付け方の難易度が見えてきます。
そこで自分の地域との差を認識して、入試に備え戦略を立てる事ができました。
戦略と言ったら大袈裟ですが例えば・・・
・地域的に内申の付け方は甘い傾向だから推薦入試にだけチャレンジして、ダメなら県立受験に切り替え。
・内申の付け方が辛い傾向だけど学力レベルは他よりも高そうだから推薦入試がダメでも一般入試にチャレンジ。
・他地域と比較して一般入試の合格率が高いから必要以上に緊張せずに自信を持って挑めば良い
等の分析をして備える事ができました。
たった1年分のデータですが、高専を受験する人のデータを学校も塾もたいして持っていないので、このデータは真実でありとても貴重な情報でした。
学校や塾、先生によって高専受験に難色を示す場合もあり、情報も古い物であったり真実ではない場合もあります。
そして、何より高専という学校はネットの中の偏差値は目安であり、一般的な高校の偏差値程には正確ではないと私は思います。
志望高専から頂く情報が1番です。
疑問に思う事や知りたい事は個別相談で何でも気軽に相談できました。
こういった理由から、高専入試説明会は遠方から前泊してでも行く価値があると私は思います。
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オカンからのお願い( * . .)"
皆さまお読み頂きありがとうございます。
高専は各校の特色があり、同じ国立高専でも学校により全く違う校則やカリキュラムです。